簡易ハウスコンテナカー電動化計画の開始

電動コンテナカーについては春ブロッコリーの定植作業を行っていくなかでの必要性から始まりました。

下画像の定植方法は予め植穴をあけておき、そこに苗を落とすという定植方法を簡単化したものですが、落とした後に足で土をかけます。

 この方法も楽ではありますが、足と苗を持つ肩に負担がかかります。70代の非農家のお手伝いさんには負担がかかります。すると作業が遅くなりがちになるので

改良

このようにしました。片側から苗を入れ、反対からバケツの土を入れます。バケツの土は畝間から浅くスコップで掬い入れておきます。

この時に使う台車はハウスコンテナカーにメタルラック載せたものです。

手押しでも十分動きますが、圃場によっては土質が変わり、押すのが少し大変になります。そこで電動化を行うことで更に作業が楽になると考えたのがきっかけです。

これで、作業が早くなったのかと言われるとわかりません。ただ、気持ち的にも楽になったので、休憩は減りました。

 

 というのが、電動化の経緯です。このメタルラックは簡単に付け替えできるので、別のところに、つまり他の水稲やハウストマト栽培にも応用しようというのが最近のことです。

電動化してみての感想ですが、まず、電動化して楽になるのはほんの数%です。

しかし、農家の苦労はほぼ休みなく働く1シーズンの蓄積だと考えているので、その数%が少しの余裕に繋がり、急な法事や消防の活動に行けるようになります。

 

ロボットと農業するというのは、銀の弾を求める行為ではなく、少し助けてくれる友達を作り、助け合う行為だと考えています。

 

作り方は次回に書きます。

ちなみにこのブロの定植方法、知人に実用新案取ったら?と言われましたが、だれでも真似できるので真似してほしいです。